AnyHouse

昨今、画一的なハウスメーカーの住宅が乱立しています。そんななか、個性と経済性を両立させながら空間的にも優れたものを住い手に提供したいという思いから計画したプロジェクトです。このプロジェクトは以下の二つのコンセプトを設定しました。一点目に木造在来工法と3.6m×3.6mの基本ユニットを使用し、また徹底した既製部材を採用することにより、コストの低減と竣工までの期間の短縮を行うことです。3.6m部材で構成される単純架構、これは経済的スパンと呼ばれる合理的な寸法であり、空間の広さと、構造的にも理に適ったバランスのよい柱間隔になっています。また比較的価格の安い普及品を使用することにより材料の費用をおさえます。そしてそれらを完璧なマニュアル作業とすることによって短工期と経済性を実現するものです。二点目には、ユニットの組み合わせという単調になりがちな空間や外観にバリエーションを持たせ、自由度を考慮した点です。数パターンのレイアウトのバリエーションが可能であり、物理的に必要な広さを持つ敷地であればある程度イレギュラーな敷地であっても、対応が可能となっています。また屋根の傾斜方向や角度はユニットごとに設定できる為、外観に小気味よいリズムを付加することが出来、なおかつ屋根をパネル状にしている為、限られた容積の中で広い空間を実現することが可能です。

栗林賢次建築研究所 一級建築士事務所

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